[9日 ロイター] - 英実業家リチャード・ブランソン氏は9日、同氏率いる宇宙旅行会社ヴァージン・ギャラクティックが年内に新規株式公開(IPO)を実施する計画を発表した。

IPOを通じ資金を確保し、宇宙旅行で競う米アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)率いるブルーオリジンや電気自動車テスラ<TSLA.O>のイーロン・マスク氏が率いるスペースXに攻勢をかける。

ヴァージン・ギャラクティックは上場に向け、特別買収目的会社(SPAC)のソーシャル・キャピタル・ヘドソフィア・ホールディングス<IPOA.N>と合併する。

関係筋によると、ソーシャル・キャピタルは約8億ドルを支払い、ヴァージン・ギャラクティックの株式49%を取得する。ソーシャル・キャピタルとの合併によって、ヴァージン・ギャラクティックは早期にIPOを実現できるという。

ソーシャル・キャピタルの最高経営責任者(CEO)Chamath Palihapitiya氏は合併の一環で1億ドルを投じ、合併後の新会社の会長になる。

ヴァージン・ギャラクティックは宇宙旅行の商用化を目指し、2004年に創業。これまでに有人の飛行試験も実施している。すでに60カ国超の数百人から宇宙旅行の予約が集まっており、俳優のレオナルド・ディカプリオ氏や歌手のジャスティン・ビーバー氏らも含まれるという。

宇宙旅行は90分で、費用は約25万ドル。

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