[北京 6日 ロイター] - 中国の王毅外相は6日、同国が推進するアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)について、来月ペルーで開催するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で進展があることを期待すると述べた。

FTAAPは2年前に北京で開催したAPEC首脳会議で、習近平国家主席が交渉加速を呼びかけた。APECはFTAAPの実現に向けた作業を承認している。

王毅外相は、FTAAPの実行可能性調査はほぼ完了しており、来月の首脳会議で提出したいと表明。「FTAAPの交渉プロセスがいずれ始まることを期待する」と述べた。

FTAAPをめぐっては、米国が参加する環太平洋経済連携協定(TPP)への関心をそらす手段との見方も出ている。

同相は「TPPであろうと、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)であろうと、FTAAPの道へとつながる」と指摘。「1━2カ国が最終決定権を持つのではなく、すべての関係国が対等な立場で国際貿易のルールを決めるべきだ」と述べた。

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