[東京 22日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比166円51銭安の1万6002円60銭となり、4日ぶりに反落した。直近の急ピッチな株高の反動で、序盤から売りが優勢の展開。節目の1万6000円を割り込む場面があったが、前引けにかけてはやや下げ幅を縮小した。業種別では東証33業種のうち情報・通信を除く32業種が値下がりしている。
東証1部の午前中の売買代金は7700億円弱にとどまっている。英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票の結果を見極めたいとの姿勢から、薄商いが続いた。北朝鮮によるミサイルの発射も、投資家心理に影を落としたようだ。
市場からは「1万6500円近辺は4月以降のもち合い相場で滞留時間の長い価格帯で、上抜けるのは厳しい。英国のEU残留が決まったとしても、霧が晴れる形にはならない可能性がある」(光世証券執行役員の西川雅博氏)との声も聞かれた。
一方、ソフトバンクグループ<9984.T>は逆行高。アローラ副社長の退任が発表されたが、中国テンセント・ホールディングス<0700.HK>の関係会社へのスーパーセルの売却が財務体質を強化するとの見方が株価を支援した。
東証1部騰落数は、値上がり206銘柄に対し、値下がりが1656銘柄、変わらずが87銘柄だった。