そうか?
イタリアと比べると、日本の人口は倍以上。日本の国土面積は2割増しに広い。日本のGDPは約2.5倍大きい(そして、難民の人数は日本がイタリアの100分の1)。
そうか......。
そうか?
OECD(経済協力開発機構)やブルッキングス研究所などによると、難民は最初は公金に支えられて生活するが、在留が認められ、経済活動ができるようになると数年で、それまでに受けた公的サービスを上回る税金を納めることになる。つまり財政的にプラスになるのだ。さらに、受け入れ国にとっては元気な若者の人口が増し、海外とのパイプも増え、起業率も上がる。つまり、経済促進剤になるのだ。
そうか......。
そうか?
確かに、そうだ。僕が調べた限り、日本が直接原因を作った紛争は見当たらなかった。
そうだ!そうだ! 日本の責任ではない!
と、言いたくなったところだが、ちょっと待って。難民の中には、(水源の取り合いなど)気候変動に起因する紛争から逃げた人もいる。さらに、干ばつや水害などによって地元で生活不可能な状態になった、いわゆる「気候難民」もいる。温暖化が難民の原因の一部だとすれば、日本の責任は問われるかもしれない。そういえば、日本のCO2(二酸化炭素)排出量って......世界5位。
そうか......。