[マドリード 28日 ロイター] - スペイン第2党の野党・社会労働党(PSOE)のペドロ・サンチェス党首は28日、北部カタルーニャ自治州の独立の是非を問う住民投票の実施を支持する政党とは連立を組まないとの立場を示した。
20日に実施された総選挙ではラホイ首相率いる中道右派の与党・国民党(PP)が第1党を維持したものの過半数には遠く及ばず、国民党が社会労働党や新興政党のポデモス(「われわれはできる」という意)などの左派政党の支援なしに政権を発足させるのは困難とみられている。
こうしたなか、社会労働党のサンチェス党首はポデモスのパブロ・イグレシアス党首がカタルーニャ自治州の住民投票を実施するとの確約を取り下げない限り同党と手を組むことはできないと表明。「スペインの領土保全をめぐる議論は行わない。そのような代償を払って連立政権は組まない」と述べた。
これにより連立政権樹立に向けた期待が一段と後退する事態となっている。