[ニューヨーク 16日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して強含んだ。米連邦準備理事会(FRB)はこの日開催した米連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標をゼロ─0.25%から0.25─0.50%に引き上げることを決めた。

ドルは利上げ発表直後買われたが、イエレンFRB議長が今後の利上げは段階的なものになると述べたことでドルが反落する場面も見られた。ただ示唆された2016年利上げ回数が市場予想を上回るペースの4度であったことで、ドルは引けにかけて再び上昇した。

ドル/円<JPY=EBS>は約1週間ぶり高値の122.43円に上昇後、終盤は0.45%高の122.20円。ユーロ/ドル<EUR=EBS>は一時1.1013ドルを付ける場面もあったが、終盤は0.24%安の1.0907ドルとなっている。

利上げ発表後に公表された2016年金利見通しは1.375%と据え置きで、0.25%の利上げが4度実施されることを示唆した。アナリストによれば、より緩やかな利上げペースを見込んでいた市場参加者のドル買いをいくらか誘った。

エバーバンク・ワールド・マーケッツ(セントルイス)社長のクリス・ガフニー氏は「市場が予想する2016年末時点での(FF)金利水準よりも、FRBの見通しはよりタカ派的だ」と指摘する。

BNPパリバ(ニューヨーク)の通貨ストラテジスト、バシリ・セレブリアコフ氏も「FRBの利上げペースは段階的なものになるが、市場はより緩やかなペースでの利上げを見込んでいた」と述べた。

ドルの主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は利上げ発表直後に1週間超ぶり高値となる98.558を付けたが、引けにかけての回復ではそのレベルを超えられず、直近では0.21%高の98.426だった。

ドル/円 NY時間終値 122.18/122.21

前営業日終値 121.67

ユーロ/ドル NY時間終値 1.0906/1.0909

前営業日終値 1.0931

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