[パース 2日 ロイター] - 豪準備銀行(RBA、中央銀行)のスティーブンス総裁は2日、失望を誘うような緩やかな経済成長が続く、との見通しを示した。ただ、鉱業ブームが終わったことや、世界的に厳しい環境を踏まえると、豪経済は「まずまず」と言える、との認識を示した。パースでの講演で述べた。

スティーブンス総裁は「ここ数年の経済成長はやや失望させられる水準だったが、金融危機後の環境が世界的に極めて厳しいことなどを考慮すると、豪経済の成長はまずまずだと言えるのではないか」と指摘した。

総裁は、前日の理事会でオフィシャルキャッシュレートを2%に据え置いたことに触れたが、それ以外では金融政策への言及はなかった。

総裁は、2016年半ばまでは2─3%という「緩やかな成長」が続くと予想した上で、成長率はその後上向くとの見通しを示した。

総裁は、オーストラリアではこの10年間に交易条件が大幅に改善したほか、鉱業投資も急増したと指摘。それが今では急激に悪化しており、資源価格は今後一段と下落する可能性があるとの見方を示した。

総裁は「多くの資源会社は生産コスト抑制に動いており、資源価格が下落しても一部の企業はなお利益が出る体質になっている」と述べた。

*内容を追加し、カテゴリーを変更します。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。