[パリ 1日 ロイター] - パリで開催中の第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)は1日、各国の交渉官が2020年以降の新たな枠組みに向けた本格協議に入った。
途上国のクリーンエネルギーへの移行に必要なコストをどのように捻出するかが最大の焦点となっているが、1日の協議では、各国がこれまで示してきたそれぞれの立場が改めて鮮明になり、問題解決に向けた歩み寄りの兆しはほとんどみられなかった。
中国の交渉官は、先進国による温室効果ガス大幅削減に向けた取り組みが十分でないと指摘し、途上国への資金支援を訴えた。また、48の途上国は、気温上昇を食い止めるため先進国がより積極的な対策を行う必要がある、と主張した。
憂慮する科学者同盟のアルデン・メイヤー氏は「厳しい現実に戻った」と述べ、初日の首脳会合は良かったが、それで問題が解決するわけではない、と語った。