<外為市場>
午後5時のドル/円は、ニューヨーク時間の午後5時時点に比べ、ややドル安/円高の122.64/66円。米感謝祭で全般に商いが細る中、朝方122円後半だったドル/円は、実需のフローや調整売りを受けてじり安の展開となった。ユーロ/円は前日、一時129.77円まで下落し、4月28日以来、7カ月ぶり安値をつけた。買っても上がらず売っても下がらないドル/円と異なり、ユーロは売れば動くため、感謝祭にもかかわらず、欧米市場でユーロ売りを仕掛けるファンドが数多くみられるという。「とにかく、ファンドはユーロ売り以外、効率的にもうけるあてがないようだ」(国内運用機関)という。
<株式市場>
東京株式市場で日経平均は反発。節目の2万円に迫ったが、回復には至らず手前でのもみ合いに終始した。建設や情報・通信など内需株を中心に物色されたものの、上値での売り圧力が強いという。今晩の米国市場が感謝祭で休場となるため、海外勢を中心に市場参加者は乏しかった。東証1部の売買代金も2兆0739億円と低迷する中、ファーストリテとKDDIの上昇が目立ち、2銘柄で日経平均を55円押し上げた。東証1部騰落数は、値上がり1064銘柄に対し、値下がりが712銘柄、変わらずが142銘柄だった。
<短期金融市場> 17時04分現在
無担保コール翌日物加重平均レートは速報ベースで0.076%で取引された。主な取り手は地銀、信託、証券で、取引レンジは0.075─0.078%付近。大手行は0.075%で一部調達した。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCT+1レートは0.080%に小幅上昇。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。
<円債市場>
長期国債先物は続伸。前日の欧米市場で債券が買われた流れや、日銀買い入れによる需給引き締まりが意識されて買いが先行。後場に入ると、海外勢を巻き込んだ需要が強まり、12月限は10月29日以来となる148円62銭まで買われた。長期国債先物中心限月12月限の大引けは、前営業日比7銭高の148円60銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp低下の0.295%と11月19日以来の低水準を付けた。