[北京 10日 ロイター] - 在中国の欧州連合(EU)商工会議所は10日、欧州企業が中国経済への悲観的な見方を強めている、とする調査結果を発表した。成長鈍化と市場改革の遅れを背景に、多くの企業が人員削減を計画しているという。

EU商工会議所が公表した年次調査によると、回答した541社の39%がコスト削減を計画。この割合は2014年の約24%から上昇した。企業の大半が、従業員のレイオフを計画していると回答した。

商工会議所は「成長と収益性に関する悲観的な見方を背景に、欧州企業は、人員削減などの縮小策に追い込まれている」と指摘している。

調査によると、欧州企業の58%が依然として、中国の先行きの成長について楽観的な見方を示したが、この比率は2014年調査から10%ポイント低下した。中国事業の拡大を計画している企業は56%にとどまり、86%だった2013年と比べると30%ポント低下した。

商工会議所のブトケ会長はロイターに「経済のパラダイムシフトが起きている。市場の不透明感から、企業は投資を控えている」と述べた。

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