「月を指せば指を認む」という仏教の言葉がある。道理を説かれても文字や言葉にばかりとらわれて本質を見ないという意味で、今の状況がまさにそれだ。悪化する一方のコメ生産の課題を農家や専門家がいくら説明しても、マスコミ、特にテレビ局は日々の備蓄米の動きしか見ていない。
次のステップは予想できる。備蓄米がなくなってアメリカからコメを輸入し、それを政府が買って備蓄米にする。既に低すぎる日本の食料の自給率がさらに下がる。
国民に必要な食べ物が不足していては、たとえ防衛予算を倍増しても、国や国民の命を守ることはできないのに。

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米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
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