[コペンハーゲン 16日 ロイター] - デンマークの首都コペンハーゲンで起きた連続銃撃事件で、警察当局は16日、容疑者(22)の男をほう助した疑いで2人を逮捕したと発表した。また、同市では犠牲者を追悼する数万人規模の集会が開かれた。
パレスチナ系のデンマーク人とされる実行犯の男は14日、表現の自由に関する集会が行われていたカフェで1人を射殺。シナゴーグ(ユダヤ教会堂)でも警備員1人を射殺し、男は警察との銃撃戦の末、死亡した。
警察は男の身元を明かしていないものの、同国メディアは名前についてオマル・アブデル・ハミド・フセインだと報道。武器の不法所持や、暴力行為などで当局に知られており、ギャングとの関係もあったという。
事件を受け、デンマークのトーニングシュミット首相は記者団に対し、「われわれはテロが拡大する脅威に直面した」と指摘。その上で「デンマークの民主主義も国家自体も強力だ。自由と権利を驚かすいかなる試みも受け入れられない」と訴えた。
一方、追悼集会の会場では、ろうそくを手にした参加者が、ジョン・レノンの「イマジン」を歌うなどして、団結を呼びかけた。