[北京 16日 ロイター] - 中国商務省が16日発表した1月の中国への海外直接投資(実行ベース)は前年同月比29.4%増の139億ドルと、過去4年近くで最も高い伸びとなった。

ただ、2015年の春節(旧正月)が2月19日になる一方、14年の春節は1月31日だったことから、春節のタイミングが統計を歪めた可能性があるとして、アナリストは1月の統計を鵜呑みにすべきではないと指摘している。

海外直接投資は前月比では4.5%増加した。1月の投資額は2014年6月以来の高水準となった。

製造業部門が低調となる一方、サービス部門向けの投資は加速し、1月は前年同月比45.1%増の92億ドルと、直接投資全体の66%を占めた。

また香港、韓国、シンガポール、台湾、日本など上位10カ国・地域が全体の96.5%を占めた。

2014年の中国への海外直接投資は前年比1.7%増の1196億ドルで、伸び率は2年ぶりの低水準だった。

商務省の沈丹陽報道官は、記者団に対し、2015年の中国への海外直接投資は安定的に推移するとの見通しを示した。ただ、昨年に続き世界トップを維持するかどうかはまだ分からないとした。

同報道官は、世界的な景気回復が脆弱となるなか、多くの不透明要因があると指摘した。

1月の海外への直接投資は前年同月比40.6%増の102億ドルだった。2014年は前年比14.1%増の1029億ドルと、過去最高を更新した。

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