近隣一帯を丹念に捜索すれば、住宅の庭やその近くに隠れているアリエルがきっと見つかるだろうとナシャワティさんは信じていた。そしてその思いは報われた。「ついに見つけました。よその家の敷地にある高いフェンスの向こうにあの子がいました。あまりにも小さくて、じっと動かずに。でも私はそこへ行けなかったんです。ドレスにハイヒールだったので。そこで最初に知らせてくれた近所の人に電話しました」
踏み台を持って駆け付けてくれた近所の住民の助けを借りて、ゆっくりと慎重に動き、ナシャワティさんはついにアリエルを抱き上げ、無事保護することに成功した。電話で朗報を伝えた飼い主の男性は、夜間授業で教えている最中だった。教室から「歓声が巻き起こった」瞬間のことを、ナシャワティさんは今もはっきり覚えている。
再会の瞬間は感動的だった。「男性は私たちへの感謝が止まりませんでした」「2週間後には私たちを招いてクッキーを振る舞ってくれ、自分と妻が長年の間に保護した猫たちのことを話してくれました。家に戻って落ち着いたアリエルの姿は、いつまでも心に残る思い出のひとつになりました」
アリエルのことをTikTokで共有したのは、ハッピーエンドだったからだけではなく、地域社会の大切さを物語る出来事だったからだとナシャワティさんは話す。
「何人かの近所の住民と、踏み台、ほんの少しの思いやりが、この物語の結末を変えました」「誰かを助けることは、たとえ知らない相手だったとしても、大きな違いを生むことがあるんです」
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