トランプ米大統領は、自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に5日夜に投稿された動画が人種差別的との非難が相次いだことを受け、動画を非難した。ホワイトハウスは6日、投稿から約12時間後にこの動画を削除していた。

動画では最後のシーンで民主党のオバマ元大統領とミシェル夫人の頭部が踊る霊長類に重ね合わされており、アフリカ系住民への人種差別的なイメージを想起させるとして、身内の共和党からも非難が相次いでいた。

トランプ氏は同日遅く、記者団からこの投稿を非難するかどうか尋ねられ、「もちろん非難する」と答えた。

ホワイトハウスはこの動画を当初は擁護していたが、その後「ホワイトハウスのスタッフが誤って投稿した」とし、動画は削除されたと説明。動画は人工知能(AI)が生成したとみられている。

トランプ大統領の側近によると、この動画が5日夜に投稿された際、トランプ氏本人は見ておらず、投稿されているのを確認した後に削除を指示した。ホワイトハウスはこの動画を投稿したとされるスタッフの身元は明らかにしていない。

トランプ氏は、動画の「冒頭部」は見たが、批判を浴びた最後のシーンは見ていないと説明。「冒頭部は、投票装置における不正がどれほど腐敗していて不快なものかという内容だった。その後、動画を人々に見せた。通常彼らは全部を確認するものだが、気づかなかった人がいたのだろう」と述べた。

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当初は「ミーム動画からの引用だ」と弁明