<トランプ大統領がプレミアにも出席し「必見」と太鼓判。ファーストレディに密着したドキュメンタリー映画の出来栄えは──(あらすじ・レビュー)>

ドナルド・トランプ米大統領が「必見だ」と太鼓判を押した映画『メラニア(Melania)』が、1月30日に公開されると、公開初週の興行収入で予想を上回る滑り出しを見せた。一方で、批評家や映画ファンからの評価は、ほぼ一様に厳しいものとなっている。

映画『メラニア』予告編

同作は、メラニア・トランプを題材にしたドキュメンタリー作品。夫ドナルドが2度目の大統領就任式を迎えるまでの、昨年1月の20日間を追っている。

同作はアメリカでの公開初週末に推定700万ドルの興行収入を記録し、事前予想の300万〜500万ドルを上回った。コンサート映画を除くドキュメンタリー作品としては、過去14年間で最高のオープニング成績となる。

しかし、この意外な商業的成功にもかかわらず、主要なカルチャー系メディアの批評家の多くは、本作を「プロパガンダの一種」と位置づけている。

監督を務めたのはブレット・ラトナー。2017年に性的暴行疑惑が報じられて以降、映画製作の現場に戻るのは今回が初めてだ(本人は疑惑を否定している)。

本作は製作費の規模でも注目を集めている。アマゾンMGMスタジオは配給権を4000万ドルで取得し、さらに3500万ドルをマーケティングに投入した。これにより『メラニア』は、史上最も製作費の高いドキュメンタリー映画となった。

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