マイクロプラスチックとは、サイズがおよそ1マイクロメートルから5ミリメートルのプラスチック粒子を指し、リウは「ほこり一粒ほどの大きさから、ゴマ粒ほどの大きさまで」と説明している。
研究チームは、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリスチレンで作られた製品からのマイクロプラスチック放出量が、「温度の上昇とともに有意に増加する」ことを確認した。
報告されたマイクロプラスチックの放出量は、素材や研究設計によって、1リットル当たり数百個から800万個以上まで幅があった。
また、内側にプラスチックコーティングが施された紙コップは、完全にプラスチック製のカップと比べて、放出されるマイクロプラスチックの量が少ないことも分かった。
研究チームは、「ポリエチレンでコーティングされた紙コップは、5度と60度のいずれの条件でも、ポリエチレン製プラスチックカップより一貫してマイクロプラスチックの放出量が少なかった」と説明している。
具体的には、ポリエチレン製カップでは温度が5度から60度に上昇すると、マイクロプラスチックの放出量が32.7%増加した一方、ポリエチレンコーティング紙コップでは同様の傾向は確認されなかった。
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