羨望や嫉妬を誘うことで稼いできたインフルエンサー

ここまでカジュアルな服装はリアリティ番組としては異例と言えるが、普段の生活を隠さず見せるスタイルは「突飛な発想」ではない。従来のインフルエンサーたちは、見る人の「羨望」または「嫉妬」を誘うことで収益を得てきたが、最近では「ありのまま」の姿で支持を集める新しいタイプのインフルエンサーが台頭しているからだ。

彼らは、手抜き料理やリアルな服装、散らかった自宅の様子など、飾らない日常を映す動画を投稿している。そこで重要なのはプロ意識ではなく、現実そのものなのだ。SLOMWの出演者たちも、実際には多くの人よりも華やかでドラマティックな人生を送っているものの、同時に普通の人々と変わらない側面も持っているという現実を示している。

「普通であることを普通のこととして見せられて、カメラの前でわざとらしく振る舞う必要がないのは、すごくいいと思っている」とテイラーは言う。「出演者同士で『今日は何を着る?』とメッセージのやり取りをするんだけど、答えはいつも『スウェット。ノーメイク。ありのままの姿』という感じ」

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