新たに外相に起用されたシビハは、一部の国に「戦争疲れ」の懸念がみられるなか、西側諸国に支援継続を呼びかけるという困難な課題に直面することになる。

ウクライナはロシア軍に対抗するため、防空システムの追加供与を強く求めている。だがロシア領内で西側供与の兵器を使用する是非については、国際社会でも賛否が割れる。西側諸国には、紛争拡大を恐れて承認に慎重な姿勢を見せる向きもある。

ウクライナの内閣改造を受け、アメリカも動いた。直ちにロイド・オースティン米国防長官とチャールズ・ブラウン統合参謀本部議長がドイツを訪れて欧州側と協議し、ウクライナ支援の体制に変わりはないと強調している。

なお米連邦議会は開戦以来、ウクライナ支援策で5法案を承認しており、支援総額は1750億ドルに上っている。

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