【「聞いてもムダ」ということをアピールする】

また、LINEやメールが苦手ですぐに返信できないんです。それだと失礼になるので。LINEは既読スルーのことで前にイヤな思いをしているのでやりたくないんです。と、自分の側に事情があってLINEそのものが苦手という理由にして断わる。

 

ほかにも、「もう会う予定もないその場限りの相手に対して」という条件付きで、あなたのIDを教えてくれれば、あとで連絡しますよ----と言ってそのまま。という答えも。ちなみに、私はLINEをはじめ、SNSなるものをほとんど使ったことがありません。

インターネットを介したコミュニケーションといえばメールとフェイスブック、ブログ、メルマガくらいのもの。一応、インスタグラムのアカウントは持っていますが、これも使っていません。

それでも「ママ、LINEやってる? ID交換しようか?」などと言われることがたびたびあります。そんなときは、私、いまだにガラケーで。だからLINEはやってないんです。とお答えするようにしています。

【「今は全然やってないんです」もひとつの手段】

思ったよりも効果的なのが「ガラケーだから」という理由です。物理的にできない(実際にはガラケーでもLINEが使えるようですが)という確固たる理由があるために「じゃあ、仕方ないか」となることが多いんですね。

今はみなさん、スマホの人が多いでしょうから、「ガラケー」を理由にできる人は限られると思いますが、それでも、SNS、あんまりやっていないので----。以前は使っていたんですけど、今は全然やっていないんです。という断わり方もひとつの手段でしょう。

「教えたくない」のではなく、「使っていないから聞いてもムダですよ」ということをアピールするわけです。

LINEのIDやアカウントは立派な個人情報です。軽いノリだけで不用意に教えてしまうと、後々面倒なことにもなりかねません。便利さだけでなく、個人情報を扱っているがゆえのデメリットを考えたら、教えたくないときは断わる勇気も必要なんですね。

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※当記事は「PRESIDENT Online」からの転載記事です。元記事はこちら
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