米運輸安全委員会(NTSB)は6日、アラスカ航空のボーイング機「737MAX9」の一部側壁が飛行中に吹き飛んだ事故について予備報告書を公表し、ボルト4つが欠如していたとの見方を示した。

報告書のポイントは、使用しない非常口をふさぐ「ドアプラグ」と呼ばれるパネルがなぜ機体から外れたのかという点。

ドアプラグは航空部品大手スピリット・エアロシステムズが製造したもので、通常は4つのボルトと、さらにプラグの側面とドア枠に沿った12カ所の接続具で固定される。

報告書によると、事故機のドアプラグはワシントン州のボーイング工場でリベットの損傷を修理するためにいったん外され、その後再び取り付けられた。報告書には固定に必要なボルトが取り付けられていなかったことを示す写真も含まれている。

米航空安全専門家のジョン・コックス氏は、スピリットがボルトを取り付けず、ボーイングもそれに気づかなかったのか、あるいはボーイングが取り付けなかったのか、まだ答えは得られていないと述べた。

ボーイングは全てのドアプラグが仕様通り確実に取り付けられるよう管理計画を導入したと表明。デーブ・カルフーン最高経営責任者(CEO)は「(調査の)最終結果がどうであれ、起きたことに対しボーイングは責任がある」と述べた。



[ロイター]
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