ウクライナでの戦争はドローンが主役
開戦からまもなく2年を迎えるウクライナの戦争では、ドローンが大きな役割を果たしている。ウクライナのドローンの第一人者であるミハイロ・フェドロフ副首相兼デジタル改革担当相は、2023年12月に本誌に対して、「これは不眠不休の戦争だ」と語っていた。
そして戦争が始まってすぐに、ウクライナの「ビーバー」やロシア軍が使用しているイラン製の「シャヘド」など、さまざまな種類の自爆型ドローンが使われるようになった。
シャヘド(ロシア名はゲラン)は低い震動音が特徴的で、標的に到達すると搭載された弾頭が粉砕または爆発する。ウクライナ軍にとって、見つければ比較的簡単に撃墜が可能だが、多くの場合は検知するのが最も難しい部分だ。
こうしたなか、ウクライナ軍の当局者らは2023年11月、ロシア軍がシャヘドの改良版をウクライナ領内に送り込むようになっていると述べた。改良版は機体の色がより黒っぽく、カーボンファイバー製で、ウクライナの防空システムで検知するのがさらに難しくなっているという。
イランは11月に、ジェットエンジン搭載のドローン「シャヘド238」を発表した。
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます