全米自動車労働組合(UAW)は24日、大統領選で再選を目指す民主党のバイデン大統領を支持すると正式に表明した。

UAWのフェイン会長は、これまでバイデン氏が労組に寄り添う政策を実施してきた上に、昨年夏には米大統領として初めて賃上げストに労働者とともに加わった点などを高く評価。UAWの執行部が満場一致でバイデン氏支持を決めたと明かした。

一方で共和党候補指名争いで独走するトランプ前大統領については、ゼネラル・モーターズ(GM)に対してオハイオ工場の稼働継続を説得できなかったことや、労組に冷淡な態度を厳しく批判した。

この日UAWが開いた会合に出席したバイデン氏は、多くの組合員からの拍手を受けながら「(スト現場で)あなた方と共闘したことはとても誇らしい思いだった」と語り、歴史的な賃上げを勝ち取ったUAWにおいてフェイン氏が「際立ったリーダーシップ」のあることを証明したと称えた。

またバイデン氏は、製造業の雇用が中国に流出するのを阻止すると改めて約束するとともに、自身が成立に導いたインフレ抑制法が自動車メーカーなどに米国国内での製造活動を促すインセンティブを提供していると強調した。



[ロイター]
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