一方、防空能力強化のための支援を各国に求めているウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12月16日、パトリオット防衛システムの追加供与を決めたドイツと、3050万ドル相当の高性能地対空ミサイルシステム「NASAMS(ナサムス)」の追加供与を決めたノルウェーに対し謝意を示した。

その一方で、アメリカ国防総省は12月15日付の書簡で、上下両院の軍事委員会に対し、議会が追加支援を承認しなければ、12月30日にはウクライナ向けの武器や装備品用の予算が底をつくと警告した。

610億ドル(約8兆7500億円)の追加支援予算案が議会を通過できない状況が続く中、ホワイトハウス高官も、ウクライナの軍事支援の予算は、2023年の年末に尽きる可能性があると述べている。

(翻訳:ガリレオ)

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