<ハマスが新組織を近隣のレバノンで創設。国境地帯ではイスラエル国防軍とレバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラが交戦を断続的に続けており、ハマスと関係を深めている>
パレスチナ自治区ガザで戦闘が続くなか、イスラム組織ハマスはイスラエルと国境を接するレバノンで新組織を発足させたと発表した。
10月7日のイスラエルへの奇襲攻撃「アルアクサの洪水」作戦に由来する組織名を掲げ、若者らに入隊を呼びかけている。
国境地帯ではイスラエル国防軍とレバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラが散発的な交戦を続けており、ハマスは近年、そのヒズボラとの関係を深めてきた。
しかし新組織発足には、レバノンをこの戦争に巻き込むなと反発の声も上がっている。
レバノンのゲブラン・バシル元外相はX(旧ツイッター)への投稿で「レバノン国内からのいかなる武装攻撃もわれわれの主権侵害と見なす」とし、レバノン内戦を終結させた1989年のターイフ合意はパレスチナ人民兵の武装解除を規定していると指摘した。
一方でイスラエル国防軍の報道官はバシルの投稿に対し、ヒズボラにも武装解除を求めるべきだと批判している。
2026年6月30日号(6月23日発売)は「米イラン合意 トランプの密約」特集。
イランが有利に見える14項目の覚書にはアメリカとの「談合」が隠されている
※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます