「これは大きな懸念だ。研究員が建物内に入って、室内にある生物学的サンプルや物質の安全性を確保できない状態にある」とアビドは語り、「(研究所の)占拠に伴い、極めて大きな生物学的リスク」が生じたと付け加えた。
国立公衆衛生研究所は、スーダン政府と、WHOを含む複数の国際援助機関が共同で運営していた。首都ハルツームにある国際空港での新型コロナウイルス感染症の検査手配も行っていたが、現在はこの空港自体がRSFによって制圧されたと、BBCは伝えている。
4月24日には、アメリカとサウジアラビアの仲介により3日間の停戦が発表された。市民に医療および安全地帯へのアクセスを提供し、他国の外交官が退避する機会を設けるためだ。
今回の停戦合意にどこまで実効性があるのか、また、いつまで維持されるかについては明確になっていない。この合意のあとも、ハルツームのあちこちで激しい銃撃戦や爆発の音が聞こえたと、AP通信は報じている。
(翻訳:ガリレオ)
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