シェフィールは、ゼレンスキーのヒット番組でプロデューサーを務めていた。シェフィールの兄弟で、脚本を書いていたボリスも、ゼレンスキーのオフショア企業ネットワークにオーナーとして名を連ねている。ゼレンスキーの長年の友人で、第95街区のジェネラル・ディレクターだったイワン・バカノフも同様だ。バカノフは、2019年から2022年まで、強大な力を持つウクライナ保安庁(SBU)の長官を務めていた。

ゼレンスキーの顧問は、パンドラ文書が公開された2021年当時、こうした企業ネットワークが設立されたのは、親ロシア派の大統領ビクトル・ヤヌコーヴィチ(当時)の「腐敗した」政府による「攻撃的な行動」から、グループの収入を「守る」ためだったと主張していた。

ミハイロ・ポドリャク大統領顧問は当時、AFPの取材に対し、「ジャーナリストたちは、大統領が汚職防止法の基準を絶対的に尊重していることを事実上確認している」と述べた。

(翻訳:ガリレオ)

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