「フィンランドとスウェーデンでは過去数カ月で、何十年も維持されてきた政策と世論が劇的に変化した」と米シンクタンク「アトランティック・カウンシル」のレイチェル・リゾ上級研究員は指摘する。「ロシアがウクライナに侵攻した当初、両国の世論がこれほど大きく変化してNATO加盟を支持するようになると予想していた人は少なかったはずだ」
PKKへの対処はNATOの優先課題だとして、ストルテンベルグはトルコに歩み寄った。しかし専門家の間には今回のことが前例となって、トルコが今後、アメリカなど他の加盟国に対してもクルド人勢力への支援停止を要求しないかという懸念も出ている。
2026年7月7日号(6月30日発売)は「歴史で読み解く アメリカ建国250年」特集。
超大国の現在地と「トランプ後」の世界
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