ウクライナとしては態勢を強化せざるを得ない

モトゥジャニクは、東部のルハンシクとドネツクに攻撃を集中させるのが、ロシアの戦術だとの見方を示し、次のように述べた。

「それ以外の戦術は、絶え間ない砲撃、我々の注意を逸らす行動や、ウクライナ軍の各部隊の行動抑制だ。ロシア側はこのようなやり方で、ウクライナ軍の部隊がそこ(ベラルーシとの国境地帯)にとどまらざるを得ない状況をつくり出している。我々がそこから部隊を引き揚げれば、彼らがすぐに2度目の攻撃を仕掛けることができることは、十分に認識している。近い将来そうなることはないと予想しているが、その方面(ベラルーシ方面)の態勢は強化せざるを得ない状況だ」

だが複数のアナリストは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が、ウクライナでの戦闘に勝利するためにはベラルーシを引き込むしかないと判断すれば、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領には、選択する余地はほとんど残されていないのではないかと考えている。

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