<現代のテロリズムを理解する上で、「ローンオフェンダー(単独犯テロ)」の脅威は避けて通れない。組織的なテロが主流であった時代から一転し、個人が主体となって攻撃を実行する時代へ>

最近国内でも頻繁に使われるローンオフェンダーという言葉。テロ研究の視点から、ローンオフェンダーは主に3つのパターンに分類できる。

現代のテロリズムを語る上で、「ローンオフェンダー」(Lone Offender)あるいは「ローンアクター」(Lone Actor)と呼ばれる単独犯によるテロ行為は、最も予測が難しく、対処困難な脅威として認識されている。

集団による組織的なテロが主流であった時代から変化し、個人が主体となってテロ事件を起こすこの現象は、テロ組織の戦略変化と、インターネットやSNSがもたらした過激思想の拡散という二つの側面から捉えることができる。ローンオフェンダーは、その動機やテロ組織との関わり方によって、以下の三つの主要な類型に分類される。

この分類は、彼らの出現メカニズムと、それに対する効果的な対策を講じる上で重要なものとなる。

タイプ1 組織直結型 具体的な支援・指令による単独テロ
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