オープンソース型の調査報道サイト「ベリングキャット」の創設者でクリエイティブディレクターのエリオット・ヒギンズは、オリガルヒたちのエクソダスについて「(沈む)船からネズミたちが逃げ出している」と表現した。

ただオリガルヒたちにとって、自身の安全や資産を保証してくれる場所は地球上からなくなりつつある。西側諸国はもちろん、最近ではイスラエルもプライベートジェットやヨットによる入国を監視・制限していると宣言し、安全な逃避先ではなくなってしまった。

参考記事:イスラエルにさえ拒否され逃げ場を失うオリガルヒ

すでにヨーロッパ各地で何億ドルもする何隻ものヨットが押収されている。イタリアではアンドレイ・メリニチェンコのヨット(5億8000万ドル)が、フランスではアリシェル・ウスマノフのヨット(6億ドル)が、スペインではセルゲイ・チェメゾフのヨット(1億4000万ドル)が押収された。

英プロサッカーチーム「チェルシーFC」のオーナーであるロマン・アブラモビッチは、イギリスとEUの両方から制裁対象とされ、資産を凍結された。彼は、一度はプライベートジェットでイスラエルに渡ったものの、すぐにモスクワに引き返している。

参考記事:プーチンの「取り巻き」が見せる反逆の兆候...「独裁者」の足元が崩れ始めた

ロシアプライベートジェットの追跡データ