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テロ現場をヘリで上空から視察する当時のブッシュ大統領とニューヨーク市長ジュリアーニ ERIC DRAPERーTHE WHITE HOUSEーREUTERS

近くにあった7WTCというビルが、直撃を受けていないのにもかかわらずその日のうちに倒壊した事実も、連続的な激突の衝撃と爆発で生じた高熱のすさまじさを雄弁に物語る。

つまり、あの日の攻撃がアルカイダの指示どおりに行われていたら、ツインタワーはどうにか持ちこたえたかもしれない。

そして南棟にいた624人と、北棟の93階(旅客機が突っ込んだ階)より下にいた何百人かも、命を失わずに済んだ可能性がある。

ツインタワーがなぜ両方とも、しかもほぼ同時に攻撃されたのか。

乗っ取った旅客機2機の操縦者2人が一緒に死ぬことを強く望んだから。そう考えるのが最も自然ではないか。

もしもあの2人がアルカイダの命令を忠実に守っていれば、アルシェヒの操るユナイテッド航空175便はホワイトハウスに突っ込んでいたはずだ。

大統領は不在だったが、副大統領のディック・チェイニーは命を落としていたかもしれない。

ホワイトハウスが燃え上がり、崩れ落ちる。もしもそれが現実になっていたら、その後のアメリカはどんな反撃に出たことだろう。

答えは、考えたくもない。

【連続写真】2001年9月11日、世界貿易センター南棟への追突
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