東京都は23日、都内で新たに1070人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。これは土曜日としては先々週の2,268人、先週の1,809人に続く過去3番目の多さとなった。

この日確認された陽性者の内訳は、

10歳未満:29人(約3%)

10代:71人(約7%)

20代:206人(約19%)

30代:136人(約13%)

40代:180人(約17%)

50代:154人(約14%)

60代:88人(約8%)

70代:86人(約8%)

80代:80人(約7%)

90代:36人(約3%)

100歳以上4人(約0.37%)

となっている。また65歳以上の高齢者は250人となっており、全体の23%を占めている。

また、重症者は前日の158人に対して156人となっている。

これで1月に入って都内で確認された陽性者の合計は30,459人と3万人を突破。また累計では92,904人となった。

また感染拡大による医療提供体制のひっ迫を受けて自宅療養者と入院・療養等調整中が増加。自宅療養者は8,418人で12日連続8,000人以上の状態が続いている。一方の入院・療養等調整中も6,113人と依然として高止まりが続いている。

これらの人びとの体調確認などに保健所が忙殺されることで、新規陽性者の感染経路を追い切れず、さらなる新規陽性者が増加するという悪循環が生じている。

一方で、PCR検査などでの陽性率は1月7日の14.5%から徐々に下がりはじめており、7日間移動平均値をもとに算出した22日の数値は9.8%とひと桁台にまで低下している。8日から発令された緊急事態宣言の効果が出てきているが、今後どこまで新規陽性者が低下するか注目される。

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PCR検査などでの陽性率は徐々に下がりはじめており、22日の数値は10%を切った。

変異種ウイルスが海外渡航歴のない子どもから確認、市中感染に警戒

こうしたなか、厚生労働省は都内の10歳未満の女の子が、イギリスで広がる変異種の新型コロナウイルスに感染したことを発表した。

これは、都内に住む10歳未満の女の子で、1月19日に無症状ながら陽性が確認され、21日から入院しているという。彼女は、感染が確認された都内の40代男性の濃厚接触者で、海外への渡航歴はなく、厚生労働省は「市中感染の可能性がある」としている。

東京都では今後、変異ウイルスが広がる可能性もあるとみて、陽性と判定された一部の検体を遺伝子解析して、警戒を続けるという。

[インフォグラフィック] 東京のコロナ最新状況
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