<11月末にユタ州の砂漠で謎の金属板(モノリス)が発見されて以来、世界各地で同じような物体が相次いで出現している。一部は話題に便乗した宣伝だったが、いまだに正体がわからないケースもある>

世界各地でモノリスが発見され続けている。つい先日も、神秘的な金属の物体がイギリスのビーチとコロラド州の国立公園に現れた。

モノリスのなかには正体が謎に包まれているものもあるが、一部については、企業や集団が客引きのために設置したことがわかっている。

初期に発見されたモノリスに関しては、販促活動や宣伝の類と考える人もいたが、エイリアンの仕業など、およそ信じがたい説を唱える人もいる。

ユタ州の僻地で見つかった最初のモノリスは、映画『2001年宇宙の旅』に登場するサルの群れに進化を促すモノリスを思わせるものだった。

1)アメリカ(ユタ州)

ユタ州の砂漠に出現した最初のモノリスは、オオツノヒツジの頭数を数えていたヘリコプターの乗組員によって、11月18日に発見された。高さは推定約3~3・6メートル、金属製で、地面に据え付けられていた。発見から1週間あまりのちに、何者かによってモノリスは撤去され、小さなピラミッドに置き換えられた。

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2)ルーマニア

ユタ州のモノリスが取り除かれた11月27日と同じ頃、北東の都市ルーマニアのピアトラ・ネアムツでも同様の金属の物体が出現した。だが、ユタ州のモノリスと比較すると、ルーマニアで見つかったモノリスは表面が磨かれておらず、作りが雑だった。ルーマニアのモノリスは12月1日に忽然と姿を消した。

オランダ、イギリスでも

3)アメリカ(カリフォルニア州)

その1日後の12月2日、カリフォルニア州アタスカデロのパインマウンテンに、第3のモノリスが現れた。ユタ州で見つかった物体とは異なり、このモノリスは地面に固定されておらず、簡単に倒すことができる状態だった。翌日、男性のグループがモノリスを撤去し、代わりに十字架を立てた。

4)アメリカ(ネバダ州)

12月4日、ネバダ州ラスベガスのダウンタウンにある歩行者天国兼アトラクションフレモント・ストリート・エクスペリエンス、モノリスが発見された。

5)オランダ

12月5日には、オランダのオーデホーン村のそばにある自然保護区でモノリスが発見された。この神秘的な物体は表面に光沢がなく、以前に発見されたモノリスとは異なっていた。表面が氷で覆われていたため、モノリスはしばらくの間そこにあったかもしれないと考えられている。

6)イギリス

また同5日、イギリス南部の沖にあるワイト島にもモノリスが出現、早朝に同島のコンプトン・ビーチで犬を連れて散歩をしていた人々が発見した。高さは約3メートル、鏡のように光を反射していた。

話題作りか悪ふざけか
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