無責任ぶり

トランプ氏が今回、治療中にもかかわらず、車で外出したことへの批判が出ている。入院先の医師は「無責任さに驚く」とツイッターに投稿した。

ホワイトハウスの報道官は、外出は医療スタッフの承認を受けており、適切な予防策の下に行われたと説明した。

一方、ニュージャージー州の保健当局は、トランプ氏が1日に開いた資金調達イベントに参加した200人以上の追跡に努めている。トランプ氏は側近のヒックス氏が新型コロナに感染した後にこのイベントに出席していた。

ホワイトハウスの報道官はFOXニュースに対し、トランプ氏はこのイベントの後に新型コロナ陽性と分かったと語った。

「攻め」の選挙戦継続へ

11月の大統領選に向け、最新の世論調査で民主党候補のバイデン前副大統領がトランプ氏に対するリードを広げる中、トランプ陣営は、ペンス副大統領やトランプ氏の家族が今週、「攻め」の選挙戦を展開すると表明した。

ペンス氏は7日に民主党副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員との討論会に臨む。

バイデン氏は、2日に遊説したミシガン州ではトランプ氏を直接批判することを控えたが、3日の演説ではトランプ夫妻の回復を願うとした上で、政権のコロナ対応を批判した。

バイデン氏の陣営は、4日に行った新型コロナウイルスのPCR検査で同氏が陰性だったと発表。2日に行った2件の検査でも陰性だったという。

トランプ氏の新型コロナ感染発表を受けたロイター/イプソスの全米世論調査では、大半の回答者がトランプ氏が新型コロナをもっと深刻に受け止めていれば感染は防げたとの見方を示した。また、バイデン氏のトランプ氏に対するリードは10ポイントに拡大、ここ1カ月で最大となった。

*内容を追加します

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
【関連記事】
ニューズウィーク日本版 帰ってきたマイケル
2026年6月23日号(6月16日発売)は「帰ってきたマイケル」特集。

伝記映画が日本上陸。マイケル・ジャクソンが2026年によみがえる

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます