世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は20日、新型コロナウイルス感染症は高齢者だけでなく、若年層も重症化する恐れがあると警戒を呼び掛けた。
テドロス事務局長は「高齢者は重症化しやすいものの、若年層が免れることもない。多くの国のデータからは、入院を必要とする患者に50歳以下の人たちがのかなり含まれていることが明らかになっている」と述べた。
その上で「あなた方は新型コロナに無敵ではなく、数週間の入院を強いられたり、死亡する可能性もあるというのが私から若年層へのメッセージだ」と強調。具合が悪くなくても人と接触することで、「他人の生死を左右しかねない」と警鐘を鳴らした。
[ジュネーブ 20日 ロイター]

Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
【関連記事】
・イタリアを感染拡大の「震源地」にした懲りない個人主義
・新型コロナ:中国「新規感染者数ゼロ」の怪
・日本が新型肺炎に強かった理由

2020年3月24日号(3月17日発売)は「観光業の呪い」特集。世界的な新型コロナ禍で浮き彫りになった、過度なインバウンド依存が地元にもたらすリスクとは? ほかに地下鉄サリン25年のルポ(森達也)、新型コロナ各国情勢など。
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます