イランとアメリカの緊張が続くなか、8日にはウクライナの旅客機がテヘランから離陸直後に墜落。イランは11日、人的ミスでミサイルによって撃墜したことを認めて謝罪した。

無能な問題解決人、悩める幼稚な男、些細な問題にこだわるナルシシスト──そんなトランプの特徴を考えると、8日の演説が彼にとってイランとの最後の衝突になることはなさそうだ。自らの政治生命を延ばし、司法の世界でも傷を受けまいと闘っている彼には、どんな国外の変化も暴発のきっかけになりかねない。

トランプの教養レベルについて、1つ確かなことがある。彼は「ワグ・ザ・ドッグ」という言葉の意味を知っている。それを実行することも恐れていない。

<本誌2020年1月21日号掲載>

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