[ワシントン 7日 ロイター] - トランプ米大統領は7日、民主党が弾劾などの処罰をちらつかせて「多くの人々を脅している」として、司法省に調査を指示した。交流サイト(SNS)への投稿で、民主党の行動は「犯罪行為」に当たると主張したが、証拠は示さなかった。
3日の中間選挙では民主党が圧勝し、2027年1月から議会の主導権を握ることになった。民主党指導部は、多数派になった後は公聴会を開き、トランプ政権の行動を調査することで、行政府に対する議会の監視機能を取り戻す方針を示している。
トランプ氏は投稿で、民主党が「多くの人々に脅迫状を送っている。全員無実だ」と非難。同党のエリッサ・スロットキン上院議員(ミシガン州選出)にも触れた。
スロットキン氏は10月のシカゴ大学での講演で、トランプ氏の政策に手を貸した人々を議会が調査すべきだとの考えを示していた。
スロットキン氏は、元中央情報局(CIA)分析官で、国家安全保障分野の経歴を持つ民主党議員グループの一員だった。このグループは軍人や情報機関職員に政権の違法な命令に従わないよう呼び掛ける動画を投稿し、司法省が捜査に乗り出したことがあった。結局、大陪審は議員らの起訴請求を退けた。
スロットキン氏は7日、SNSへの投稿で、この問題は論争になるようなものではないと指摘。「法律を破ったり、税金を使って私腹を肥やしたりすれば、責任を問われるべきだ。法律を破っていなければ、何の問題もない」と述べた。
司法省はコメントの要請に応じていない。