Atsuko Aoyama

[東京 27日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 157.72/157.73 1.1166/1.1167 176.12/176.13

午前9時現在 157.53/157.54 1.1173/1.1175 176.00/176.06

NY午後5時 157.45/157.50 1.1172/1.1176 175.97/176.00

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤と比べ小幅にドル高/円安の157円後半で推移している。株式市場の復調でドル買い/円売りに傾いたとの見方があるほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)などのイベントを前に持ち高を調整する動きとの声も聞かれた。

前日からのドル買い地合いを引き継ぎ、朝方からじり高の流れとなった。午前中に前日の高値を更新した後は上昇が一服して157円後半でのもみ合いが続いていたが、午後2時過ぎから再び買い優勢となり、一時157.83円まで上値を伸ばした。

市場ではユーロなど幅広い通貨に対するドル買いの流れのほか、AI(人工知能)関連企業への懸念で下押ししていた日米の株式市場の反発がドル/円の押し上げ材料として指摘されている。日米の中銀会合のほか、米中間選挙など重要イベントを前に、持ち高を整理する動きとの声もあった。

前日の米国株式市場では、AI開発のアンソロピックの新規株式公開(IPO)申請がAI関連株への投資家心理を押し上げ、反発して取引を終えた。

きょうから始まる米FOMCでは市場の利上げ観測の変化が注目となる。オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター は、来年6月までで2.6回の利上げ織り込みは依然として行き過ぎとみており、米金利には一段の低下余地があると指摘。原油の輸出能力がイラン戦争前の水準をほぼ回復したとのレポートも一部にあるとして、供給能力が回復すれば原油価格の「下落シナリオも十分に残っている」との見方を示す。

一方、町田氏は、仏国債に関して一部で期待感が残る欧州中央銀行(ECB)の救済措置を巡って仮に失望となればユーロ売り/ドル買いが進み、ドルの上昇要因になる可能性もあると指摘している。ECB理事会の結果発表は29日で、政策金利は据え置きが予想されている。

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