[シドニー 27日 ロイター] - オーストラリアのキング資源相は27日、重要鉱物戦略を見直し、精製・加工を一段と重視する方針を示した。投資誘致競争の激化や、サプライチェーン(供給網)に対する継続的な懸念が背景。

キング氏は見直し後の戦略について、「経済面・戦略面でより大きな価値」を獲得することに重点を置き、重要鉱物産業の次の発展段階を導くものになると説明。

「重要鉱物の加工・精製を一段と重視する。特に、オーストラリアが比較優位を持つ、あるいは確立できる分野に重点を置く」と述べた。

キング氏は、豪政府が2023年に当初の重要鉱物戦略を公表して以降、市場環境は厳しさを増し、投資誘致競争が激化したほか、供給網の脆弱性も引き続き懸念材料となっていると指摘。

「オーストラリアはこの戦略により、長期的に最大の価値を生み出せる分野に引き続き注力できる」と述べ、重要鉱物産業の成長は「豪単独で実現するものではない」との認識を示した。

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