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[ハノイ/アムステルダム 26日 ロイター] - ベトナム初の半導体工場で2027年に試験生産を開始する目標に暗雲が垂れ込めている。関係者によると、オランダの半導体製造装置大手ASMLから製造装置を購入する契約が、まだまとまっていない。

ベトナム政府は、45年までに高所得国入りすることを目標とし、30年までは少なくとも10%の成長を掲げている。半導体工場プロジェクトは、半導体バリューチェーンでより付加価値の高い分野に進出する計画の一環で、工場建設費を約13億ドルと見積もっている。

しかしプロジェクトに直接関わる関係者は、27年の目標はおそらく達成できないと話した。開発を担うベトテルに半導体工場建設の経験がないことに加え、政府資金をすぐに確保できない行政手続き上の障害があり、計画が遅れているという。プロジェクトは存続しているが、スケジュールははっきりしていない。

ベトテルは、軍が運営する通信・防衛企業グループ。ベトテルは1月、30年までに工場を本格的に稼働させたいと表明。生産した半導体は、航空宇宙、通信、自動車の各分野に供給する計画だと説明していた。

関係者によると、ASMLとの交渉は、深紫外線(DUV)露光装置を購入する方向で数カ月前から続いている。

ロイターは、合意に至らない理由も、協議しているDUV装置の種類も確認できなかった。

ベトテルはロイターへの声明で、プロジェクトは「定められた計画とスケジュールに沿って進んでいる」と説明した。

ハノイ郊外にある工場の建設予定地。ロイターが先週現地を訪れると、草木に覆われたままだった。プラネット・ラボが1月に、エアバスが10月にそれぞれ撮影した衛星写真でも、 建物の姿はない。

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