Hiroko Hamada
[東京 26日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅に3日続落し、前営業日比0.80%(503円51銭)安の6万2189円65銭で取引を終えた。米ハイパースケーラーや国内ハイテク企業の決算発表、日米の中銀イベントを控える中、様子見姿勢が強まり、方向感の乏しい展開となった。AI(人工知能)・半導体関連株が売られた一方、決算など個別材料を手掛かりにした物色もみられた。
日経平均は前営業日比0.39%安でスタートした後、プラス転換し、一時0.33%(209円)高の6万2902円95銭まで上昇した。ただ、買いの勢いは続かず上昇一服後は小幅安でもみ合った。AI関連株は売りが優勢だったものの、内需関連やバリュー(割安)株がしっかりで相場を支えた。原油価格の高止まりを受けてエネルギー関連株も堅調だった。
後場に入ると一段と様子見ムードが広がったが、大引けにかけてはやや売りが強まった。
市場では「AI・半導体株が調整含みとなる中、内需関連株が買われるという構図が続いている。指数のけん引役が不在のため、日経平均はもみ合いが続きそうだ」(岡三証券のシニアストラテジスト・大下莉奈氏)との声が聞かれた。注目度が高い国内のハイテク企業の決算については、「投資家の期待も高い分、ポジティブサプライズが出ないとなかなか買いが継続しにくい」(大下氏)という。
TOPIXは0.18%高の3972.98ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.18%高の2047.41ポイントだった。プライム市場の売買代金は6兆6438億5900万円だった。東証33業種では、東証33業種では、鉱業、石油・石炭製品、卸売など22業種が値上がり。非鉄金属、電機機器、証券、商品先物など11業種が値下がりした。
新興株式市場では、東証グロース市場250指数が続伸し、1.18%高の763.49ポイントとなった。
個別では、豊田通商、三菱商事、伊藤忠商事など商社株が堅調に推移した。前週末に決算を発表したファナックは小幅高。一方、GMOインターネットグループが急落し15%超安となった。
指数寄与度の高いアドバンテスト、東京エレクトロンは3%超安。キオクシアホールディングスも値下がりした。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが818銘柄(52%)、値下がりは686銘柄(44%)、変わらずは49銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 62189.65 -503.51 62449.96 62,094.34
─62,902.95
TOPIX 3972.98 +7.17 3963.10 3,961.90─
3,997.11
プライム市場指数 2047.41 +3.73 2042.89 2,041.63─
2,059.79
スタンダード市場指数 1648.42 +8.69 1639.17 1,637.16─
1,651.27
グロース市場指数 970.34 +10.40 958.97 953.83─97
2.58
グロース250指数 763.49 +8.89 753.97 749.36─76
5.58
東証出来高(万株) 212782 東証売買代金(億 66438.59
円)