Helen Reid Jody Godoy

[ロンドン 23日 ロイター] - 中国発のファストファッションネット通販大手SHEIN(シーイン)は、配送の遅延など顧客の苦情に関する米連邦取引委員会(FTC)の調査について、1億ドルを支払って和解することに同意した。関係筋が23日、ロイターに明らかにした。

和解金は同社の第2・四半期利益の44%に相当。欧米で規制や税制面の締め付けに直面し、成長に急ブレーキがかかる同社にとって新たな打撃となる。

シーインはロイターに対する声明で「FTCと建設的な結論に達した」と述べ、近く追加情報を公表すると表明した。FTCの報道官はコメントを控えた。

同社は7月、香港上場に向けた提出書類で、米国の調査により多額の罰金を科される可能性があると警告していた。

ロイターが確認したFTCの記録によると、2020年1月から26年6月にかけて、総額1100万ドル超の購入に関し、消費者から1万2000件余りの苦情が寄せられていた。

苦情の一部は、配達済みと表示された荷物が顧客に届かず、シーインのカスタマーサービスも問題を解決しなかったなど、配送に関する内容だった。

ロイターは苦情の内容や、それらが最終的に解決されたかを独自に検証することはできなかった。

シーインは欧州連合(EU)で少額小包に3ユーロの手数料を課されたことなどで業績が打撃を受け、株価は9月1日の香港上場以来22%下落している。EUは11月1日から2ユーロの追加取扱手数料を課す予定だ。

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