[ベルリン 8日 ロイター] - ドイツの経済誌ビルトシャフツボッヘは8日、イランの情報機関がドイツ国内の米軍施設、特にラムシュタイン空軍基地とシュパングダーレム空軍基地を標的にしている可能性があると報じた。
同誌は複数の西側情報当局者の話として、イスラエルが3週間前に米国とドイツの関係当局に対し潜在的な脅威について警告したと報じた。イランとの戦闘に関連する米軍の作戦や兵站(ロジスティクス)を支援する基地が懸念の中心になっているという。
この件について、在独イラン大使館とイスラエル大使館からコメントは得られていない。独国防省はコメントを控えている。
米欧州軍(EUCOM)報道官は「インテリジェンス(情報収集・分析)活動に関する事項について議論するのは適切ではない。特定の脅威情報や部隊防護措置についてコメントしない」とした上で、「米欧州軍は警戒を維持し、欧州地域全体の安全保障環境を継続的に検証している」と述べた。
関係筋はロイターに対し、ドイツ当局はここ数週間、イランの活動活発化を監視していると明らかにしている。
米国は今月初め、イランに関連する脅威を受け、 英南部フェアフォード空軍基地からB1戦略爆撃機12機全てを撤収。米軍は同基地のB1爆撃機をイランに対する攻撃に投入していた。