[東京 7日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反落し、前営業日比0.92%(648円27銭)安の7万0035円71銭で取引を終えた。前日までの急ピッチな上昇や節目として意識された7万円回復などで、高値警戒感が台頭。AI(人工知能)・半導体関連株を中心に利益確定売りに押された。ただ、深押しはせず、終値で7万円台を維持した。
日経平均がここまで急ピッチな上昇を演じてきたほか、6月22日の最高値7万2831円73銭に接近してきたため、利益確定売りが出やすいと意識され、上値に対して慎重な様子がうかがえた。
全体的に手掛かり難となり、上昇相場をリードしてきたAI・半導体関連株も一服商状。原油価格は落ち着いているものの、金利上昇に対する警戒感が残っていることも伸びを止める要因となっている。
そうした中、半導体株が物色の中心であることに変わりがない。アドバンテストが連日の最高値更新となった後、中盤から失速したのをはじめ、これらの銘柄に1日の動きが左右された。
市場では、AI・半導体関連株について「引き続き楽観的な見方が支配している。大規模な資金調達が目立つことが注目された。ただ、米債を売ってAI企業の社債を買う動きなどあれば、AI需要の広がりがインフレ要因になるとの懸念もある」(野村証券・シニアストラテジストの大坂隼矢氏)との指摘もある。
TOPIXは0.7%安の4154.11ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.71%安の2141.85ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆6713億4100万円だった。
東証33業種では、値上がりは電気・ガス業など8業種、値下がりは銀行業、非鉄金属など25業種。
個別では、東京エレクトロン、キオクシアホールディングスなどが引き続き軟調。ファーストリテイリングもさえない。半面、レゾナック・ホールディングスが上昇している。前日に引き続きサイバーセキュリティクラウドなど一部のサイバーセキュリティ関連株が物色された。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が下落し、1.26%安(10.47ポイント安)の813.34ポイントだった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが526銘柄(33%)、値下がりは972銘柄(62%)、変わらずは54銘柄(3%)だった
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 70035.71 -648.27 70582.11 70,017.19─70,793.2
9
TOPIX 4154.11 -29.45 4175.31 4,154.11─4,201.86
プライム指数 2141.85 -15.24 2155.47 2,141.85─2,166.15
スタンダード指数 1741.13 -0.78 1741.86 1,734.28─1,745.61
グロース指数 1034.87 -12.63 1048.45 1,028.57─1,051.21
グロース250指数 813.34 -10.37 824.60 807.88─827.09
東証出来高(万株) 233090 東証売買代金(億円 76713.41
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