[東京 7日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 158.33/158.38 1.1230/1.1231 177.84/177.85

午前9時現在 158.29/158.33 1.1250/1.1256 178.14/178.15

NY午後5時 158.10/158.14 1.1258/1.1261 177.99/178.04

午後3時のドルは、前日ニューヨーク市場終盤に比べてややドル高/円安の158円前半を推移している。朝方には約2週間ぶりの高値をつけたが、158円半ばを通る200日移動平均線が目先の抵抗線となり、同水準付近で足踏みした。米長期金利は高止まりし円安圧力がくすぶる一方、口先介入や実弾介入への警戒感もつきまとっている。

ドルは午前の取引で158.51円まで上値を伸ばし、9月25日以来の高値をつけた。第2次補正予算の編成検討報道などが円の重しになっているとの見方が聞かれた。読売新聞は7日、政府が2026年度第2次補正予算を編成する方向で検討に入ったと報じた。災害対応を含む必要な事業に絞って予算措置を行う考えで、歳出は小規模となる見通しという。

アジア時間の米長期金利は5.3%台へと次第に水準を切り上げ、ドル/円をサポート。財政不安などを背景にしたフランス国債への売り一服が意識されている一方、仏財政懸念が再燃するなら米金利上昇を通じてドル/円が押し上げられるリスクも残る。

国民連合のマリーヌ・ルペン氏が6日、来年の大統領選を見据えた財政構想として、財政赤字の対国内総生産(GDP)比率を2030年までに3%未満にし、任期最終年の32年までに2.5%未満に引き下げるとしたことで、市場では仏財政懸念が和らいだ面があるが「国民連合の財政赤字削減計画の実現可能性は不透明」(みずほ証券の山本雅文チーフ為替ストラテジスト)との見方は根強い。

ドル/円は158円半ばを通る200日線がレジスタンスになり続けている。ドル高材料次第で明確に上抜ける可能性はあるが「159─160円に上昇するようなら、口先介入や日本単独での実弾介入への警戒が高まりやすい」(みずほの山本氏)ともみられている。

朝方には日銀の佐藤綾野審議委員の発言が伝わり、市場ではタカ派サプライズとの受け止めが多かった。ただ、相場の反応は限定的だった。7日付の共同通信のインタビューの中で、「現在の金融環境は緩和的だ」とし、政策金利を「段階的に調整していくという方針には賛成している」と述べた。今後の利上げのタイミングについては「消費や所得の動向などを確認したい」と話した。

米国時間には米連邦公開市場委員会(FOMC) 議事要旨(9月15ー16日分)が発表されるが、大きなサプライズは見込まれていない。

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