Noriyuki Hirata
[東京 6日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は小幅に続伸し、前営業日比0.19%(134円67銭)高の7万0081円53銭となった。米国市場でのハイテク株高を受けて人工知能(AI)・半導体関連株の一角が上昇して指数を押し上げたほか、原油価格の下落を手掛かりに物色に広がりもみられた。一方、世界的な金利上昇基調への警戒感がくすぶり、買い一巡後は伸び悩んだ。
・日経平均は前日高の反動で朝方に一時小幅マイナスの場面も。
・短時間で切り返し、一時3カ月ぶり高値となる0.67%(469円92銭)高の7万0416円78銭に上げを拡大。
・アドバンテストが一銘柄で日経平均を100円超押し上げ。
・AI株はまちまち。東京エレクトロンやキオクシアホールディングスはマイナス。
・買い一巡後は伸び悩み。金利高が警戒され、10年債入札結果の発表や日銀総裁の発言機会を前に様子見も。
・WTI先物は89ドル台。中東からの原油輸出が堅調との報道や、主要7カ国(G7)による戦略備蓄の協調放出が上値抑制。
・東証プライム市場の7割超が値上がりし、物色に広がりも。
・TOPIXは0.44%高の4163.61ポイントで午前の取引を終了。値上がり率が日経平均を上回りNT倍率は上昇一服。
・東証プライム市場の売買代金は3兆3927億8200万円。
・東証33業種で上昇したのは、鉄鋼、非鉄金属、保険など26業種、下落は情報・通信、機械、電気・ガスなど7業種。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1068銘柄(68%)、値下がりは409銘柄(26%)、変わらずは74銘柄(4%)。
<UBS SuMiトラスト・ウェルス・マネジメント 日本株ストラテジスト 小林千紗氏>
「米雇用統計後の利上げ観測低下を素直に好感して前日に大きく上昇したが、その割に利益確定売りは強まらず底堅さも」
「金利高が警戒される中、株価の急ピッチな上昇は見込みにくいが買い意欲はみられる。緩やかな上昇を期待」
「金利高環境ではバリュエーションの伸びは見込みにくく、業績が堅調な銘柄を物色する動きが強まりそう」