Jarrett Renshaw Gram Slattery
[グランドアイランド(米ネブラスカ州) 5日 ロイター] - トランプ米大統領は5日、ネブラスカ州で開いた集会で、免税ディーゼル燃料(軽油)の利用拡大を表明するとともに、中間選挙で民主党が勝利すれば暗い未来が待っていると警告した。同州では農家やトラック運転手が燃料価格の急騰に直面し、インフレが地方経済に重くのしかかっている。
トランプ氏の同州訪問は11月3日の中間選挙に向けた32日間の遊説の一環。保守派の地盤に多くの時間を費やし、数カ月前まで共和党にとって安全と見られていた上下両院の議席防衛を支援している。トランプ氏はこれまでの集会と同様、自身の名前が投票用紙に書かれているつもりで投票するよう支持者に呼びかけ、中間選挙を自身の政権運営と経済実績に対する信任投票と捉えるべきだと訴えた。
演説の冒頭で「皆さんの支持があれば、ネブラスカは急進左派の愚か者どもの民主党を再び打ち負かす」と述べた。
トランプ氏はイランやベネズエラのほか、共和党が中間選挙で勝利すれば全ての成人に5000ドルを支給するという、法的にも財政的にも疑問のある公約など、さまざまな話題を次々と取り上げた。
メディアを繰り返し批判したほか、演説を通じて、民主党が上下両院を制した場合の米国について暗い未来像を描いた。
「民主党は全てを焼き尽くしたいのだ」とし、「彼らは生涯、過激化や愚かなことについてばかり語っている」と主張した。
会場には支持者が詰めかけ、事前に用意された座席が埋まったため、主催者は会場後方の支持者向けに数百脚の椅子を追加した。
トランプ氏は最近、自身の看板イベントである集会で空席や途中退席者が目立つとの報道にいら立ちを募らせていた。