[バンコク 2日 ロイター] - タイ国際航空のチャイ・エアムシリ最高経営責任者(CEO)は2日、先週バンコクを襲った大規模な洪水への対応が混乱したことを受けて、取締役会に解任されたと明らかにした。

• エアムシリ氏は同日開かれた取締役会について記者団に「理由は示されなかった」と説明。その上で「取締役会は危機対応における不備や問題点を精査したいと考えているようだ」と述べた。

• 一方、タイ国際航空は2日夜、証券取引所への提出資料で、事実関係の調査と危機管理手順の見直しが完了するまでエアムシリ氏を職務停止とし、サムリット・サムニアン取締役をCEO代行に任命したと発表した。

• タイ国際航空は今週、数十便の欠航と貨物業務の停止を余儀なくされた。洪水の影響で従業員が出勤できなくなったことなどが原因だった。

• スワンナプーム空港では、手荷物の引き渡しに大幅な遅れが生じ、滞留の解消に空軍の支援が必要になるなど、業務が混乱した。

• バンコクでは3日間の降水量が320ミリと、例年の9月1カ月分に相当する水準に達し、被災地域に指定された。

• スラサック観光相は9月29日、タイ国際航空を名指しで批判。「仕事をする気がないなら辞任すべきだ」と述べた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。