[台北 5日 ロイター] - 台湾の林佳龍外交部長(外相)が、米アリゾナ州フェニックスに新設された事実上の領事館の開所式に出席するため、米アリゾナ州を訪問していると、外交部が4日明らかにした。
米国は台湾と正式な外交関係を持たないものの、台湾にとって最も重要なパートナーで、武器供給国でもある。
台湾の半導体大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、半導体生産に向け西部アリゾナ州に2650億ドルを投資している。台湾外交部は、フェニックスの新事務所について「台米の経済・貿易パートナーシップにおける節目」としている。
声明で、外交、貿易、経済、産業を結び付ける取り組みを続け、「相互信頼に基づく台湾と米国の互恵的かつ共生的なパートナーシップ」を深めるとした。
台湾高官による訪米は時折あるが、頼清徳総統はトランプ米大統領の第2次政権下でまだ米国を訪れていない。
トランプ氏は5月、北京を訪問して中国の習近平国家主席と会談した後、台湾への新たな武器売却計画を保留していると述べ、交渉カードになると説明。両首脳は9月にワシントンで会談したが、トランプ氏は会談後、習氏が台湾に関する自身の立場を理解していると述べるにとどまった。